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[固定長メモリ・プール]タブ

RI600PXの固定長メモリ・プール情報(固定長メモリ・プール名,IDなど)を表示します。
図A―21  [固定長メモリ・プール]タブ
ここでは,次の項目について説明します。
[オープン方法]
- [デバッグ]メニュー→[デバッグ・ツールへダウンロード]を選択
- [表示]メニュー→[リアルタイムOS]→[リソース情報]を選択
[各エリアの説明]
(1) 情報表示エリア
(a) 第1階層
RI600PXの固定長メモリ・プール情報(固定長メモリ・プール名,IDなど)を表示します。
なお,本エリアは,以下に示した項目から構成されています。
固定長メモリ・プール名
固定長メモリ・プールの現在状態を示すアイコン,および固定長メモリ・プールの名前を以下の形式で表示します。
アイコン 名前
待ちタスクあり
待ちタスクなし
固定長メモリ・プール未生成
ID
固定長メモリ・プールのIDを表示します。
キュー状態
固定長メモリ・プールの現在状態を表示します。
Waiting Tasks
待ちタスクあり
Empty
待ちタスクなし
先頭アドレス
固定長メモリ・プールの先頭アドレスを表示します。(固定長メモリ・プールから確保されるメモリ・ブロックの先頭アドレスではありません)
ブロック・サイズ
1ブロック当たりのサイズ(単位:バイト)を表示します。
合計ブロック数
固定長メモリ・プールの全メモリ・ブロック数を表示します。
空きブロック数
獲得可能な空き固定長メモリ・ブロックの総数を表示します。
属性
タスクのキューイング方法を表示します。
TA_TFIFO
固定長メモリ・ブロックの獲得要求を行った順
TA_TPRI
タスクの優先度順

(b) 第2階層
固定長メモリ・プールの待ちキューにタスクがキューイングされている場合に限り,待ちタスク情報(タスク名,IDなど)を表示します。
なお,待ちタスク情報についての詳細は,[タスク]タブを参照してください。
図A―22  [固定長メモリ・プール]タブ(待ちタスク情報)
[コンテキスト・メニュー]
マウスを右クリックすることにより表示されるコンテキスト・メニューは,クリックする部位により以下のように異なります。
(1) ヘッダ行
表示
表項目を選択するためのカスケード・メニューを表示します。
選択項目名
選択項目として,以下を表示します。
固定長メモリ・プール名,ID,キュー状態,先頭アドレス,ブロック・サイズ,合計ブロック数,空きブロック数,属性
チェック状態
該当項目を表示します。
非チェック状態
該当項目を表示しません。
表記
表記進数を選択するためのカスケード・メニューを表示します。
選択項目名
選択項目として,以下を表示します。
ID,先頭アドレス,ブロック・サイズ,合計ブロック数,空きブロック数
10進数
該当項目を10進数で表示します。
16進数
該当項目を16進数で表示します。

(2) フッタ行
メモリへジャンプ(先頭アドレス)
メモリ パネルをオープンし,固定長メモリ・プールの内容を表示します。
表示項目のリセット
リアルタイム OS リソース情報パネルの表示項目を初期状態に戻します。