Everything

[可変長メモリ・プール]タブ

RI600PXの可変長メモリ・プール情報(可変長メモリ・プール名,IDなど)を表示します。
図A―23  [可変長メモリ・プール]タブ
ここでは,次の項目について説明します。
[オープン方法]
- [デバッグ]メニュー→[デバッグ・ツールへダウンロード]を選択
- [表示]メニュー→[リアルタイムOS]→[リソース情報]を選択
[各エリアの説明]
(1) 情報表示エリア
(a) 第1階層
RI600PXの可変長メモリ・プール情報(可変長メモリ・プール名,IDなど)を表示します。
なお,本エリアは,以下に示した項目から構成されています。
可変長メモリ・プール名
可変長メモリ・プールの現在状態を示すアイコン,および可変長メモリ・プールの名前を以下の形式で表示します。
アイコン 名前
待ちタスクあり
待ちタスクなし
可変長メモリ・プール未生成
ID
可変長メモリ・プールのIDを表示します。
キュー状態
可変長メモリ・プールの現在状態を表示します。
Waiting Tasks
待ちタスクあり
Empty
待ちタスクなし
先頭アドレス
可変長メモリ・プールの先頭アドレスを表示します。(可変長メモリ・プールから確保されるメモリ・ブロックの先頭アドレスではありません)
合計サイズ
可変長メモリ・プールのサイズ(単位:バイト)を表示します。
空きサイズ
獲得可能な空き可変長メモリ・ブロックの合計サイズ(単位:バイト)を表示します。
獲得可能最大サイズ
獲得可能な空き可変長メモリ・ブロックの最大サイズ(単位:バイト)を表示します。
属性
タスクのキューイング方法を表示します。
TA_TFIFO
可変長メモリ・ブロックの獲得要求を行った順

(b) 第2階層
可変長メモリ・プールの待ちキューにタスクがキューイングされている場合に限り,待ちタスク情報(タスク名,IDなど)を表示します。
なお,待ちタスク情報についての詳細は,[タスク]タブを参照してください。
図A―24  [可変長メモリ・プール]タブ(待ちタスク情報)
[コンテキスト・メニュー]
マウスを右クリックすることにより表示されるコンテキスト・メニューは,クリックする部位により以下のように異なります。
(1) ヘッダ行
表示
表項目を選択するためのカスケード・メニューを表示します。
選択項目名
選択項目として,以下を表示します。
可変長メモリ・プール名,ID,キュー状態,先頭アドレス,合計サイズ,空きサイズ,獲得可能最大サイズ,属性
チェック状態
該当項目を表示します。
非チェック状態
該当項目を表示しません。
表記
表記進数を選択するためのカスケード・メニューを表示します。
選択項目名
選択項目として,以下を表示します。
ID,先頭アドレス,合計サイズ,空きサイズ,獲得可能最大サイズ
10進数
該当項目を10進数で表示します。
16進数
該当項目を16進数で表示します。

(2) フッタ行
メモリへジャンプ(先頭アドレス)
メモリ パネルをオープンし,可変長メモリ・プールの内容を表示します。
表示項目のリセット
リアルタイム OS リソース情報パネルの表示項目を初期状態に戻します。