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7.4.21 <wchar.h>

以下は、すべてマクロ定義です。

種別

定義名

説明

マクロ

mbstate_t

多バイト文字の並びとワイド文字の並びの間に必要な変換の状態を保持する型です。

wint_t

拡張文字を保持する型です。

定数

(マクロ)

WEOF

ファイルの終わりを表します。

関数

fwprintf

出力形式を変換して、ストリームへ出力します。

vfwprintf

可変個数の実引数並びをva_listで置き換えたfwprintfと等価です。

swprintf

出力形式を変換してワイド文字の配列に書き込みます。

vswprintf

可変個数の実引数並びをva_listで置き換えたswprintfと等価です。

wprintf

与えられた実引数の前にstdoutを実引数として付加したfwprintfと等価です。

vwprintf

可変個数の実引数並びをva_listで置き換えたwprintfと等価です。

fwscanf

ワイド文字列の制御に従ってストリームから入力して変換し、オブジェクトに代入します。

vfwscanf <-lang=c99>

可変個数の実引数並びをva_listで置き換えたfwscanfと等価です。

swscanf

ワイド文字列の制御に従って変換し、オブジェクトに代入します。

vswscanf <-lang=c99>

可変個数の実引数並びをva_listで置き換えたswscanfと等価です。

wscanf

与えられた実引数の前にstdinを実引数として付加したfwscanfと等価です。

vwscanf <-lang=c99>

可変個数の実引数並びをva_listで置き換えたwscanfと等価です。

fgetwc

wchar_t型として取り込みwint_t型に変換します。

fgetws

ワイド文字の列を配列に格納します。

fputwc

ワイド文字を書き込みます。

fputws

ワイド文字列を書き込みます。

fwide

入出力の単位を設定します。

getwc

fgetwcと等価です。

getwchar

実引数にstdinを指定したgetwcと等価です。

putwc

fputwcと等価です。

putwchar

第2引数にstdoutを指定したputwcと等価です。

ungetwc

ワイド文字をストリームに戻します。

wcstod / wcstof / wcstold

ワイド文字列の最初の部分をdouble, floatおよびlong double型の表現に変換します。

wcstol / wcstoll / wcstoul / wcstoull

(wcstoll <-lang=c99>)

(wcstoull <-lang=c99>)

ワイド文字列の最初の部分をlong int, long long int, unsigned long int およびunsigned long long int型の表現に変換します。

関数

wcscpy

ワイド文字列をコピーします。

wcsncpy

n個以下のワイド文字をコピーします。

wmemcpy

nワイド文字をコピーします。

wmemmove

nワイド文字をコピーします。

wcscat

ワイド文字列をコピーし、ワイド文字列の最後に付加します。

wcsncat

n個以下のワイド文字列をコピーし、ワイド文字列の最後に付加します。

wcscmp

ワイド文字列同士を比較します。

wcsncmp

nワイド文字以下の配列を比較します。

wmemcmp

nワイド文字を比較します。

wcschr

ワイド文字列の中でワイド文字を検索します。

wcscspn

ワイド文字列の中で、ワイド文字列が含まれているかを検索します。

wcspbrk

ワイド文字列の中で、ワイド文字列が含まれている最初の位置を検索します。

wcsrchr

ワイド文字列の中でワイド文字が最後に現れる位置を検索します。

wcsspn

ワイド文字列の中から、ワイド文字を含む先頭部分の最大の長さを計算します。

wcsstr

ワイド文字列の中からワイド文字の並びをが最初に現れる位置を検索します。

wcstok

ワイド文字列をワイド文字で区切られる字句の列に分割します。

wmemchr

オブジェクトの先頭からnワイド文字の中でワイド文字が最初に現れる位置を検索します。

wcslen

ワイド文字列の長さを計算します。

wmemset

nワイド文字をコピーします。

mbsinit

初期変換状態か判定します。

mbrlen

多バイト文字を構成するバイト数を計算します。