命令パイプライン同期化命令を行います。(Synchronize Instruction Pipeline)
[指定形式]
[機能]
先行するすべての命令の実行完了を待ち合わせます。synci命令に後続する命令に対してsynci命令に先行する命令の効果が適応されることを保障します。この命令は,メモリ上で命令を書き換える「自己書き換えコード」の実現のための手段として使用が可能です。
備考 | CPUの命令フェッチ・パイプラインをクリアし,後続命令の再フェッチを行います。
命令キャッシュを備えたCPUの場合,「自己書き換えコード」の実現には命令キャッシュの無効化も必要です。 |
[詳細説明]
- | アセンブラでは,機械語命令のsynci命令が1つ生成されます。 |
[フラグ]