-RESERVE_PREFETCH_AREA【V2.04.01以降】
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プリフェッチの可能性がある領域にセクションを生成して確保します。
[指定形式]
-RESERVE_PREFETCH_AREA[=セクション]
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セクションを生成しません。
[詳細説明]
- | プリフェッチの可能性がある領域にセクションを生成して確保します。 |
- | プロセッサのプリフェッチ動作によりアクセスされる可能性があるプログラム・セクション終端以後の16byteをNOP命令のセクションとして確保します。 |
- | 挿入する直前のセクション名に対して下記セクション名で出力します。 |
出力セクション名
sss : 挿入する直前のセクション名
?? : 01~99
- | セクションの領域が確保できない場合はエラーになります。 |
[備考]
- | 入力ファイルがabsolute形式の場合,本オプション指定はエラー出力して終了します。 |
- | form={object | relocate | library | binary}指定時,本オプションはエラー出力して終了します。 |
- | startオプションでオーバーレイ配置指定を行った場合,オーバーレイ配置指定を含むstart列にはNOP命令を挿入しません。 |
例 1. | -start=A,B,E/400,C,D:F:G/8000
オーバーレイ配置指を含むセクションC,D,FおよびGに対するセクション間,および終端コード・セクションに対してNOP命令を挿入しません。 |
- | プログラム・セクションの直後に配置されたサイズ0(ゼロ)のセクションの場合は,その直後にNOP命令を挿入します。 |