-CRc = <出力位置>=<計算範囲>[/<演算方法>][(<初期値>)][:<エンディアン>] <計算範囲> := { <先頭アドレス>-<終了アドレス> | <セクション> }[,...] <エンディアン> := { BIG | LITTLE }[-<サイズ>-<オフセット>] |
指定した範囲のセクションのデータを,下位アドレスから上位アドレスの順でCRC(Cyclic Redundancy Check)演算を行い,演算結果を出力アドレスへエンディアンの指定方法で出力します。 |
演算結果の出力アドレスへの出力は,サイズで確保した領域の先頭からオフセットの位置に,BIGかLITTLEで指定したバイトオーダーで書き込みます。確保した領域の先頭からオフセットの位置直前までは0を出力します。 |
計算範囲にある空き領域はspaceオプションが指定されていない場合は,space=FFが指定されていると仮定して,CRC演算を行います。ただし,CRC演算は,空き領域では0xFFで計算を行いますが,0xFFを埋めることはありません。 |
>rlink *.obj -form=stype -start=.SEC1,.SEC2/1000,.SEC3/2000 -crc=2FFE=1000-2FFD -output=out.mot=1000-2FFF |