ext_tsk

概要

タスクの終了

C言語形式

 void    ext_tsk ( void );


パラメータ

なし

機能

自タスクをRUNNING状態からDORMANT状態へと遷移させ,レディ・キューから外します。これにより,自タスクは,RI850V4のスケジューリング対象から除外されます。

ただし,本サービス・コールを発行した際,自タスクの起動要求がキューイングされていた(起動要求カウンタが0x0以外の値であった)場合には,自タスクの状態操作(DORMANT状態への状態遷移処理)を行ったのち,自タスクの起動(DORMANT状態からREADY状態への状態遷移処理)もあわせて行われます。

備考1 本サービス・コールでは,自タスクの状態操作(DORMANT状態への状態遷移処理)を行う際に,

- 優先度(現在優先度)

- 起床要求数

- サスペンド要求数

- 割り込み状態

といった情報をタスク生成時に設定される値で初期化しています。
また,自タスクがミューテックスをロックしていた場合には,ロック状態の解除(unl_mtxと同等の処理)もあわせて行われます。


備考2 タスク内でreturn命令が発行された場合,本サービス・コールと同等の処理が実行されます。

戻り値

なし