排他制御チェック・ツール ダイアログ


あるグローバル変数(static変数を除く)に対して排他制御が正しく行われているかどうかのチェックとその設定を行うためのツールです。チェック結果は関数変数アクセス表 パネルに表示します。

詳細は,「2.21 排他制御チェック・ツール」を参照してください。

注意

本ツールは,CC-RH V1.04.00以上でサポートします。

図 A.57

排他制御チェック・ツール ダイアログ

 

ここでは,次の項目について説明します。

[オープン方法]

-

関数変数アクセス表 パネルにおいて,ツールバーの をクリック

[各エリアの説明]

(1)

設定エリア

排他制御チェックの設定を行います。

(a)

[チェック対象変数]

排他制御が正しく行われているかどうかのチェック対象となる変数名を指定します。

関数変数アクセス表 パネルで選択した変数がデフォルトで指定されています。複数指定する場合はカンマで区切って入力します。

(b)

[チェックを終了するアドレス/シンボル]

排他制御のチェックはプログラムを実行することで行います。チェックを終了するアドレス,または関数シンボルを指定します。

テキスト・ボックスに16進数の数値/アドレス式を直接入力するか,またはドロップダウン・リストより入力履歴項目を選択します(最大履歴数:10 個)。

備考

このテキスト・ボックスで[Ctrl]+[Space]キーを押下することにより,現在のキャレット位置のシンボル名を補完することができます。

(c)

[制御開始関数]/[制御終了関数]

指定した変数に対する排他制御を開始するための関数を[制御開始関数]に指定します。

排他制御を終了させる関数は[制御終了関数]に指定します。

複数指定する場合はカンマで区切って入力します。

(d)

[ソフトウェア・トレース(DBTAG)用ビルド・オプションを今後も付加する]

チェック・ツールは,排他制御が正しく行われているかどうかをチェックするための命令をプログラムに埋め込みます。チェック終了後もチェック時と同じ動作とする必要がある場合はチェックし,命令を埋め込んだままにします。

[機能ボタン]

ボタン

機能

チェック開始

[チェック対象変数]で指定した変数に対して排他制御チェックを開始します。

チェック終了後,排他制御が正しく行われているかどうかの結果を関数変数アクセス表 パネルに反映し,このダイアログをクローズします。

チェック開始時,テキスト・エディタで編集中のファイルがある場合は,該当ファイルを保存します。

キャンセル

排他制御チェックを行わずに,このダイアログをクローズします。

ヘルプ

このダイアログのヘルプを表示します。