イベントとは,“アドレス0x1000番地をフェッチした”,“アドレス0x2000番地にデータを書き込んだ”などのデバッグにおけるマイクロコントローラの特定の状態を指します。
CS+では,このイベントを任意の箇所でのブレーク,トレース動作の開始/終了,タイマ計測の開始/終了などのデバッグ機能のアクション・トリガとして利用します。
この節では,これらのイベントを管理する方法について説明します。
イベントは,一括して次のイベント パネルで管理されます。
イベント パネルでは,現在設定されているイベントの詳細情報を一覧で確認することができ,各イベントの削除,設定状態(有効/無効)の切り替え,詳細情報の表示,および設定の変更を行うことができます。
なお,各エリアの見方,および機能についての詳細は, イベント パネルの項を参照してください。
複数のロード・モジュール・ファイルをダウンロードした場合,イベント パネルの詳細情報にはロード・モジュール名が表示されます。 |