MULHI

上位16ビット乗算

MULHI

MULtiply HIgh-order word


【構文】

MULHI src, src2

 

【オペレーション】

signed short tmp1, tmp2;

signed long long tmp3;

tmp1 = (signed short) (src >> 16);

tmp2 = (signed short) (src2 >> 16);

tmp3 = (signed long) tmp1 * (signed long) tmp2;

ACC = (tmp3 << 16);

 

【機能】

-

srcの上位16ビットとsrc2の上位16ビットの乗算を行い、その結果をアキュムレータに格納します。ただし、乗算結果の最下位ビットはアキュムレータのb16にあわせ、アキュムレータのb63〜b48に対応する部分は、符号拡張されます。また、アキュムレータのb15〜b0は、“0”になります。srcの上位16ビットとsrc2の上位16ビットは符号付き整数として扱われます。

 

【命令フォーマット】

構文

src

src2

コードサイズ

(バイト)

MULHI src, src2

Rs

Rs2

3

 

【フラグ変化】

フラグ変化はありません。

 

【記述例】

MULHI   R1, R2