debugger.Map.Set


メモリ・マッピングの設定を行います。

[指定形式]

debugger.Map.Set(mapType, address1, address2, accessSize = 8, cs = "")

[引数]

引数

説明

mapType

メモリ種別を指定します。

指定可能なメモリ種別を以下に示します。

種類

説明

MapType.EmulationRom

エミュレーションROM領域

MapType.EmulationRam

エミュレーションRAM領域

MapType.Target

ターゲット・メモリ領域

MapType.TargetRom

ターゲットROM領域

MapType.Stack

スタック領域

MapType.Protect

I/Oプロテクト領域

address1

マップ開始アドレスを指定します。

address2

マップ終了アドレスを指定します。

accessSize

アクセス・サイズ(単位:ビット)を指定します(デフォルト:8)。

V850の場合は,8,16,32のいずれかを指定します。

78K0R【IECUBE】の場合は,8,16のどちらかを指定します。

cs

チップ・セレクトを指定します(デフォルト:指定なし)。

IECUBE【V850E1】でエミュレーション・メモリ(代替ROM/RAM)をマッピングする場合は,cs0,cs1,cs2,cs3,cs4,cs5,cs6,cs7のいずれかのチップ・セレクトを文字列で指定します。

ただし,V850ESシリーズの品種の場合は,チップ・セレクトの割り当てが固定,またはチップ・セレクト機能がないので,省略することができます。

チップ・セレクトを指定する場合は,accessSizeを省略することはできません。

[戻り値]

メモリ・マッピングの設定に成功した場合 :True

メモリ・マッピングの設定に失敗した場合 :False

[詳細説明]

-

mapTypeで指定したメモリ種別で,メモリ・マッピングの設定を行います。

[使用例]

>>>debugger.Map.Set(MapType.EmulationRom, 0x100000, 0x10ffff)
True
>>>