ABS

絶対値

ABS

ABSolute


【構文】

(1)ABS dest

(2)ABS src, dest

 

【オペレーション】

(1) if ( dest < 0 )

dest = -dest;

(2) if ( src < 0 )

dest = -src;

else

dest = src;

 

【機能】

(1)destの絶対値をとり、その結果をdestに格納します。

(2)srcの絶対値をとり、その結果をdestに格納します。

 

【命令フォーマット】

構文

処理

サイズ

対象

コードサイズ

(バイト)

src

dest

ABS dest

L

-

Rd

2

ABS src, dest

L

Rs

Rd

3

 

【フラグ変化】

フラグ

C

Z

S

O

変化

条件

O:−

Z:演算後のdestが0のとき“1”、それ以外のとき“0”になります。

S:演算後のdestのMSBが“1”のとき“1”、それ以外のとき“0”になります。

C:(1)演算前のdestが80000000hのとき“1”、それ以外のとき“0”になります。

(2)演算前のsrcが80000000hのとき“1”、それ以外のとき“0”になります。

 

【記述例】

ABS     R2
ABS     R1, R2