TST

テスト

TST

TeST


【構文】

TST src, src2

 

【オペレーション】

src2 & src;

 

【機能】

-

src2とsrcの論理積をとった結果にしたがって、PSWの各フラグが変化します。

 

【命令フォーマット】

構文

処理

サイズ

対象

コードサイズ

(バイト)

src

src2

TST src, src2

L

#SIMM:8

Rs

4

L

#SIMM:16

Rs

5

L

#SIMM:24

Rs

6

L

#IMM:32

Rs

7

L

Rs

Rs2

3

L

[Rs].memex

Rs2

3 (memex == UB)

4 (memex != UB)

L

dsp:8[Rs].memex(注)

Rs2

4 (memex == UB)

5 (memex != UB)

L

dsp:16[Rs].memex(注)

Rs2

5 (memex == UB)

6 (memex != UB)

弊社の「RXファミリ アセンブラ」では、ディスプレースメントの値(dsp:8、dsp:16)は、サイズ拡張指定子が“.W”または“.UW”のときは2の倍数、“.L”のときは4の倍数を指定してください。dsp:8には、サイズ拡張指定子が“.W”または“.UW”のとき0〜510(255×2)が、“.L”のとき0〜1020(255×4)が指定できます。dsp:16には、サイズ拡張指定子が“.W”または“.UW”のとき0〜131070(65535×2)が、“.L”のとき0〜262140(65535×4)が指定できます。命令コードには、1/2、1/4した値が埋め込まれます。

 

【フラグ変化】

フラグ

C

Z

S

O

変化

条件

Z:演算結果が0のとき“1”、それ以外のとき“0”になります。

S:演算結果のMSBが“1”のとき“1”、それ以外のとき“0”になります。

 

【記述例】

TST     #7, R2
TST     R1, R2
TST     [R1], R2
TST     1[R1].UB, R2