RTE

例外からの復帰

RTE

ReTurn from Exception


【構文】

RTE

 

【オペレーション】

PC = *SP;

SP = SP + 4;

tmp = *SP;

SP = SP + 4;

PSW = tmp;

LI = 0;

 

【機能】

-

例外が受け付けられたときに退避したPCとPSWを復帰し、例外処理ルーチンから戻ります。

-

この命令は特権命令です。ユーザモードで実行すると特権命令例外が発生します。

-

ユーザモードに移行する場合、PSWのUビットは“1”になります。

-

アセンブルオプション-isaを用いてRXv2以降の命令セットを指定した場合、CPU内部にあるLIフラグを“0”にします。【V2.01.00以降】

 

【命令フォーマット】

構文

コードサイズ

(バイト)

RTE

2

 

【フラグ変化】

フラグ

C

Z

S

O

変化

(注)

(注)

(注)

(注)

スタック上の値になります。

 

【記述例】

RTE