【構文】
DIV src, dest
【オペレーション】
dest = dest / src;
【機能】
- | destをsrcで符号付き除算し、その商をdestに格納します。商は0方向に丸められます。 |
- | 演算は32ビットで行い、結果は32ビットで格納します。 |
- | 除数(src)が0のとき、または演算の結果、オーバフローが発生したときのdestの値は不定です。 |
【命令フォーマット】
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DIV src, dest
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#SIMM:8
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Rd
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#SIMM:16
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Rd
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#SIMM:24
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Rd
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#IMM:32
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Rd
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Rs
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Rd
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[Rs].memex
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Rd
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dsp:8[Rs].memex(注)
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Rd
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dsp:16[Rs].memex(注)
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Rd
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注 | 弊社の「RXファミリ アセンブラ」では、ディスプレースメントの値(dsp:8、dsp:16)は、サイズ拡張指定子が“.W”または“.UW”のときは2の倍数、“.L”のときは4の倍数を指定してください。dsp:8には、サイズ拡張指定子が“.W”または“.UW”のとき0〜510(255×2)が、“.L”のとき0〜1020(255×4)が指定できます。dsp:16には、サイズ拡張指定子が“.W”または“.UW”のとき0〜131070(65535×2)が、“.L”のとき0〜262140(65535×4)が指定できます。命令コードには、1/2、1/4した値が埋め込まれます。 |
【フラグ変化】
条件
O:除数(src)が0のとき、または演算が-2147483648÷(-1)のとき“1”、それ以外のとき“0”になります。
【記述例】
DIV #10, R2
DIV R1, R2
DIV [R1], R2
DIV 3[R1].B, R2
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