MVFACHI
|
アキュムレータ上位32ビットからの転送
|
MVFACHI
|
MoVe From ACcumulator HIgh-order longword
|
【構文】
(2) | MVFACHI src, Asrc, dest 【V2.01.00以降】 |
【オペレーション】
(1) | dest = (signed long) (ACC >> 32); |
tmp = (signed 72bit) Asrc << src;
dest = (signed long) (tmp >> 32); 【V2.01.00以降】
【機能】
(1) | アキュムレータ(ACC)の上位32ビットの内容をdestに転送します。 |
(2) | MVFACHI命令は、以下のような手順で実行されます。 |
処理1. アキュムレータ(ACC0またはACC1)の値を、srcで指定したビット数分(0〜2ビット)、左シフトします。
処理2. アキュムレータのb63〜b32の内容をdestに転送します。
アセンブルオプション-isaを用いてRXv2以降の命令セットを指定した場合にアセンブルできます。 【V2.01.00以降】
【命令フォーマット】
|
|
|
|
|
|
(1) MVFACHI dest
|
−
|
−
|
Rd
|
|
(2) MVFACHI src, Asrc, dest
【V2.01.00以降】
|
#IMM:2
(IMM:2 = 0〜2)
|
A0, A1
|
Rd
|
|
注 | Asrcには、ACC0の場合A0、ACC1の場合A1を指定してください。 |
【フラグ変化】
フラグ変化はありません。
【記述例】
MVFACHI R1
MVFACHI #1, A1, R1
|