XOR

排他的論理和

XOR

eXclusive OR logical


【構文】

(1)

XOR src, dest

(2)

XOR src, src2, dest 【V3.00.00以降】

 

【オペレーション】

(1)

dest = dest ^ src;

(2)

dest = src2 ^ src; 【V3.00.00以降】

 

【機能】

(1)

destとsrcの排他的論理和をとり、その結果をdestに格納します。

(2)

src2とsrcの排他的論理和をとり、その結果をdestに格納します。アセンブルオプション-isaを用いて RXv3以降の命令セットを指定した場合にアセンブルできます。 【V3.00.00以降】

 

【命令フォーマット】

構文

処理

サイズ

対象

コードサイズ

(バイト)

src

src2

dest

(1) XOR src, dest

L

#SIMM:8

Rd

4

L

#SIMM:16

Rd

5

L

#SIMM:24

Rd

6

L

#IMM:32

Rd

7

L

Rs

Rd

3

L

[Rs].memex

Rd

3 (memex == UB)

4 (memex != UB)

L

dsp:8[Rs].memex(注)

Rd

4 (memex == UB)

5 (memex != UB)

L

dsp:16[Rs].memex(注)

Rd

5 (memex == UB)

6 (memex != UB)

(2) XOR src, src2, dest

【V3.00.00以降】

L

Rs

Rs2

Rd

3

弊社の「RXファミリ アセンブラ」では、ディスプレースメントの値(dsp:8、dsp:16)は、サイズ拡張指定子が“.W”または“.UW”のときは2の倍数、“.L”のときは4の倍数を指定してください。dsp:8には、サイズ拡張指定子が“.W”または“.UW”のとき0〜510(255×2)が、“.L”のとき0〜1020(255×4)が指定できます。dsp:16には、サイズ拡張指定子が“.W”または“.UW”のとき0〜131070(65535×2)が、“.L”のとき0〜262140(65535×4)が指定できます。命令コードには、1/2、1/4した値が埋め込まれます。

 

【フラグ変化】

フラグ

C

Z

S

O

変化

条件

-

Z:演算後のdestが0のとき“1”、それ以外のとき“0”になります。

-

S:演算後のdestのMSBが“1”のとき“1”、それ以外のとき“0”になります。

 

【記述例】

XOR     #8, R1
XOR     R1, R2
XOR     [R1], R2
XOR     16[R1].L, R2
XOR     R1, R2, R3