RTFI

高速割り込みからの復帰

RTFI

ReTurn from Fast Interrupt


【構文】

RTFI

 

【オペレーション】

PSW = BPSW;

PC = BPC;

LI = 0;

 

【機能】

-

高速割り込み要求を受け付けたときに退避したPCとPSWを、それぞれBPC、BPSWから復帰し、高速割り込みハンドラから戻ります。

-

この命令は特権命令です。ユーザモードで実行すると特権命令例外が発生します。

-

ユーザモードに移行する場合、PSWのUビットは“1”になります。

-

命令終了時のBPC、BPSWの値は不定になります。

-

アセンブルオプション-isaを用いてRXv2以降の命令セットを指定した場合、CPU内部にあるLIフラグを“0”にします。【V2.01.00以降】

 

【命令フォーマット】

構文

コードサイズ

(バイト)

RTFI

2

 

【フラグ変化】

フラグ

C

Z

S

O

変化

(注)

(注)

(注)

(注)

BPSWの値になります。

 

【記述例】

RTFI