MOVCO

LIフラグクリア付きストア 【V2.01.00以降】

MOVCO

MOVe-COnditional


【構文】

MOVCO src, dest

 

【オペレーション】

if (LI == 1) {dest=src;src=0;}

else { src=1; }

LI = 0;

 

【機能】

LIフラグが1のとき、src(レジスタ)のデータをdest(メモリ)にストアし、LIフラグおよびsrcを0にします。

LIフラグが0のとき、ストア動作は行わず、srcに1をセットします。

LIフラグはCPUの内部にあり、MOVCO命令、MOVLI命令、RTE命令、RTFI命令による操作を除き、ユーザがこのフラグを直接アクセスすることはできません。

MOVCO命令実行前には、同じアドレスに対するMOVLI命令を実行してください。

アセンブルオプション-isaを用いてRXv2以降の命令セットを指定した場合にアセンブルできます。

 

【命令フォーマット】

構文

処理

サイズ

対象

コードサイズ

(バイト)

src

dest

MOVCO src, dest

L

Rs

[Rd]

3

 

【フラグ変化】

フラグは変化しません。

 

【記述例】

MOVCO  R1, [R2]