ルネサス
POPC
制御レジスタの復帰
POP Control register
【構文】
POPC dest
【オペレーション】
tmp = *SP;
SP = SP + 4;
dest = tmp;
【機能】
-
スタックから復帰したデータを、destで示される制御レジスタに 転送します。
使用されるスタックポインタは、PSWのUビットで示すスタックポインタになります。
アセンブルオプション-isaを用いてRXv2以降の命令セットを指定した場合、destとしてEXTBを指定できます。 【V2.01.00以降】
ユーザモードでは、ISP、INTB、EXTB、BPC、BPSW、FINTVと、PSWのIPL[3:0]、PM、U、Iビットへの書き込みは無視されます。スーパバイザモードでは、PSWのPMビットへの書き込みは無視されます。
【命令フォーマット】
構文
処理
サイズ
対象
コードサイズ
(バイト)
dest(注)
L
Rx
2
注
選択可能なdest:ISP、USP、INTB、EXTB、PSW、BPC、BPSW、FINTV、FPSW destにPCを指定することはできません。
【フラグ変化】
フラグ
C
Z
S
O
変化
(注)
destがPSWのときだけ変化します。
【記述例】
POPC PSW