MVFACMI

アキュムレータ中央32ビットからの転送

MVFACMI

MoVe From ACcumulator MIddle-order longword


【構文】

(1)

MVFACMI dest

(2)

MVFACMI src, Asrc, dest 【V2.01.00以降】

 

【オペレーション】

(1)

dest = (signed long) (ACC >> 16);

(2)

signed 72bit tmp;

tmp = (signed 72bit) Asrc << src;

dest = (signed long) (tmp >> 16); 【V2.01.00以降】

 

【機能】

(1)

アキュムレータ(ACC)のb47〜b16の内容をdestに転送します。

(2)

MVFACMI命令は、以下のような手順で実行されます。

処理1. アキュムレータ(ACC0またはACC1)の値を、srcで指定したビット数分(0〜2ビット)、左シフトします。

処理2. アキュムレータのb47〜b16の内容をdestに転送します。

アセンブルオプション-isaを用いてRXv2以降の命令セットを指定した場合にアセンブルできます。 【V2.01.00以降】

 

【命令フォーマット】

構文

対象

コードサイズ

(バイト)

src

Asrc

dest

(1) MVFACMI dest

Rd

3

(2) MVFACMI src, Asrc, dest

【V2.01.00以降】

#IMM:2

(IMM:2 = 0〜2)

A0, A1

Rd

3

Asrcには、ACC0の場合A0、ACC1の場合A1を指定してください。

 

【フラグ変化】

フラグ変化はありません。

 

【記述例】

MVFACMI  R1
MVFACMI  #1, A1, R1